千葉市 船橋市 精神科 心療内科 北林医院分院

不安障害(パニック症 社交不安症)

パニック症(パニック障害)

・突然の動悸、不整脈、息苦しさ、胸痛、発汗、気の遠くなる感じ、身体の震え

・死んでしまうのではないか、気が狂うのでは、という恐怖感・不安感

・また同じようなことが起こるのではないかという、予期不安

・急に、不意に始まって頂点に達し、だいたい30分未満で終わる


 一度発作が起きたら、「また起きるのではないか」という予期不安のために、同じような場所や状況に遭遇すると、再び不安感が強くなります。
 パニック発作が起きるときは、たいていその前に何かしら身体、あるいは気をつかうなど、心理的な負担があることがほとんどです。この病気になるのは、とてもまじめな人が多いです。通常はやらねばならぬことがあっても、もし疲れを感じたら、用事を後回しにして、自分を休めることをするものですが、まじめな方だと、自分の疲れよりも「ねばならぬ」を優先してしまいます。それを日常生活で続けていると、だんだんと疲れがたまっていきます。また、じっとしているのが苦手、動いてないと怠けている気がして、つい動き続けてしまう、という方もいます。身体を休めていないと、自覚はなくても身体は疲れていますから、何かしら「休んでほしい」とサインを出してきます。例えばちょっとだるいとか、頭痛がするとか、軽いめまい、などです。でもそれでも気づかず、あるいは気づいていても休まないでいると、もう限界!というところで、最初のパニック発作のエピソードが起きるのです。そういうイメージの病気だと思ってください。
 パニック障害は、その後うつ病に発展したり、すでにうつ病のこともあります。
薬物療法で症状は軽くなるのですが、根本的には自分をないがしろにしないで、ちゃんといたわり、疲れたら回復させる行動パターンを身に着けることが、再発予防として最も大事なことです。

社交不安症(社交不安障害)

・人の視線を浴びるような場面、例えば人前でのスピーチ、パフォーマンス、飲食したり、結婚式や葬儀のときの几帳など、人前で字を書いたり、単に人と話すだけで、尋常でない不安になる。

・そういう行動が、恥をかく、変に思われている、など現実にはそうでないだろうと思っていても強い不安が生じる。

・不安を感じると、声がかすれる。震える、汗がだらだらでるなどの身体症状がある。


この疾患も、SSRIなどを中心とした薬物療法が効果的ですが、それだけでなく、認知行動療法も有効なことがあります。当院では認知行動療法はやっていないので、ご希望があればご紹介いたします。